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「新盆・旧盆」は「7月盆・8月盆」と覚えた方が良い

暦の国際基準化として、明治5年12月2日の翌日から改暦となり、翌日である明治5年12月3日が明治6年1月1日となりました。
という事は、世の中の月日は改暦前と比べると約1ヶ月早くなっていると考えます。

さて、改暦前から『お盆は7月』とされていました。改暦によって1ヶ月早くなっているわけですから、現代の8月が『お盆』と称され、この現代の8月盆の事を改暦前に因んで『旧盆』と称されています。
そして、元の7という数字と合致した現代の7月、改暦前では6月であるこの月に東京を中心とした一部の地域では現代の7月盆の事を『新盆』と称しています。
数字に合わせた時期を新盆と称するのはちょっと無理があるのかなと。
ましてや、『新盆』という単語は、新しい仏さんがでたお家の初めてのお盆の事を称して言う事がありますので、同じ単語はややこしくなりますね。

出来れば7月盆と8月盆とで言い方で区別をして欲しいです。

全国的には8月盆が主流で、8月盆が推奨される理由としては、8月のお盆休み期間に帰省をするという恒例行事的な動きから8月13日から15日までの三日間を『お盆』とする事が、お寺と檀家さんにとって都合の良い時期となります。

という事は、先祖供養の年中行事として、お盆に関しては改暦前に1ヶ月追加計算で時期を考えているが、彼岸は...と少し悩みましたが、お彼岸はあくまでも『春分の日と秋分の日』の時期的な行事なので改暦には関係ないようです。良かった良かった。

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